アップデート内容
それっ! 再生モードに「1曲のみ」というモードを追加しました! また、上部のコントロールアイコンや、再生リストのアイコン表示をリニューアルしました!
詳細
はいどーも! ハヤえもん開発者のりょーたです!
ハヤえもんユーザーさんから「コンサートで伴奏を流すのにハヤえもんを使っているんですが、1曲ずつ停止する機能がないので、お辞儀中に次の曲が流れ出してしまいます。1曲ずつ停止する機能を付けてくれませんか?」という要望を頂きました。
そこで今回のアップデートでは、再生モードに「1曲のみ」というモードを追加しました!
1曲目の再生が終わったら、2曲目が流れ出す事なく、1曲ずつ停止するモードです。
また、せっかく新しいアイコンを作るなら……という事で、上部のコントロールアイコンを全面的にリニューアルしました。
また、再生リスト左側に表示される「再生中」や「一時停止中」を示すステータスアイコンについても、ボタンのような表示になっていた為、ステータスを表す事が分かるように変更しました!
ぜひぜひお試しくださいね!
開発後記
先日、『九九のうた』という歌を作って公開したんですね。九九を歌で覚えられるっていうコンセプトで作った歌です。これ、歌自体はだいぶ前に作ってあったんですけど、今回ピアノを打ち込んで正式に曲にしました。
前回のハヤらじ第017回で喋ったんですけど、世の中に流通している歌って多くの人に共感されやすいように、「愛」とか「夢」とかそういう抽象的な概念をテーマにした歌が多いんですよね。
その反面、僕が作る『ウニが好き』とかそういうやつは、自分自身の事をすごく具体的な歌詞で歌っているので、面白がられる事はあっても共感される事はありません。
それで、この抽象化と具体化の概念を考えた時に、本当に抽象的なテーマの歌にしか価値が無いのかっていうのを考えてたんですね。それで、いやいやそんな事はないぞ、と思いました。
まず1つが、ネタ系。芸人のAMEMIYAさんが作った『冷やし中華はじめました』のようにすごく具体的なストーリーで笑いを誘うというジャンルですね。これは、共感では無く、笑いを誘うという意味ですごく価値があります。
そして、具体的なテーマで価値を持たせられるジャンルのもう1つが、ツールとしての歌。例えばABCの歌。キラキラ星のメロディに合わせて、ABCDEFGって歌いながらアルファベットを覚えられるんですよね。
これって、共感とかではないんだけど、すごく価値があります。たくさんの子供たちがこのABCの歌でアルファベットを覚えたに違いありません。そう考えた時に、「歌で覚えられる事はぜんぶ歌にしてしまえばいいんじゃないか」という考えが僕の頭をよぎりました。
それで今回『九九のうた』を形にしたんですね。「何かを覚えられる歌」だったら、もはやそれはツールになりえます。僕はツールとしての音楽ってすごく面白いと思ってるんですよね。
音楽療法とかも面白いですよね。例えば、頭が痛い時に聴く歌とか。僕は疲れた時に坂本龍一さんの『energy flow』っていうピアノ曲を聴いたりするんですけど、これ明らかに「癒し」を求めて聴いてるんですよね。
そういう意味で、僕は「回復ツール」としてこの曲を使っていると言えます。こんな風に教育にせよ、音楽療法にせよ、ツールとしての音楽って、まだまだ伸びしろが大きいと思っています。
まぁ、小難しく語ってみましたが、これからも僕は「愛」とか「夢」とかの抽象的な曲は作らず、具体的な曲を作っていこうかな、なんて思ったのでした。
「音楽を、もっと楽しく」というコンセプトを元に作っている音楽アプリの開発者として、自分自身はいかに音楽を楽しめるだろうか。そう考えた時に、子供たちに聴かせてあげられるような歌だったらいいんじゃないかと思ったんですよね。
僕が作った歌で、子供たちが楽しく何かを覚えられたら、これほど嬉しい事はありません。なので、例えば、年号を覚えられる歌とか、太陽系の惑星の名前を覚えられる歌とか、そういうやつですね。また気が向いたら作ってみようかと思います。
さてさて、「ハヤえもんを100万人に届けたい」を合言葉にアプリ開発を進めています。例によって、現時点の進捗状況をみなさんとシェアしたいと思います。
現時点の累計ダウンロード数は……351,688人! さあ来い、ムハハ! 夢の100万人まで、あと648,312人! 虫、野菜に! 引き続きがんばっていきましょー! それでは、Enjoy “Your” Music with Hayaemon!!