「なぜ、ここまで音楽アプリにこだわり続けているのか」〜14年間同じアプリを開発してきて思うこと〜(ハヤえもんiOS版ver.3.22更新履歴)

アップデート内容

よいしょー! 課金アイテムを購入前にプレビューできるようにした対応を含む、9点の対応を行いました!

詳細

はいどーも! ハヤえもん開発者のりょーたです!

今回のアップデートでは、以下9点の対応を行いました!

(1)課金アイテムを購入前にプレビューできるように対応

(2)イコライザ画面の「新規テンプレート」ボタンが伝わりづらい為、ボタン画像を差し替え

(3)曲名についても再生リスト名と同様、入力時に空の場合はOKボタンが押せないように対応

(4)曲一覧/イコライザのテンプレート一覧の「コピー」機能について、すぐ近くの行にコピーされるように対応

(5)再生リスト画面で曲の移動/コピーをした場合、移動/コピー先の曲まで自動でスクロールするように対応

(6)イコライザ画面でテンプレートのコピーをした場合、コピー先のテンプレートまで自動でスクロールするように対応

(7)再生リスト一覧で再生リストのコピーをした場合、コピー先の再生リストまで自動でスクロールするように対応

(8)再生リスト一覧/曲一覧/イコライザのテンプレート一覧について、新規追加時に該当のセルまで自動でスクロールするように対応

(9)再生リスト一覧/曲一覧/イコライザのテンプレート一覧で、削除ボタンが追加ボタンと重なる場合があったのを修正

ぜひぜひお試しくださいね。

開発後記

「え、14年も同じアプリを作り続けてるんですか!?」

良く言われます(笑)

そう、ハヤえもんをPC向けに作り始めたのは2005年の事なんですよね。

それから14年。ひたすら同じアプリを作り続けてきました。

アプリ開発を始めたキッカケや「速度や音程を変えられる音楽プレイヤー」にしようと思ったキッカケについては、過去にこの開発後記で語った記憶があります。

ただ、「なぜ、ここまで音楽アプリにこだわり続けているのか」については語ってこなかったような気がしています。

そこで今回は、「14年も音楽アプリを作り続けてきたぼくが、なぜ音楽アプリにこだわり続けてきたのか」という話をしようと思います。

話は大学時代、ぼくがアプリ開発に出会うよりも前に遡ります。

当時のぼくは人間不信で、ひたすら家で塞ぎ込むような日々を送っていたんですね。

その時は、「この状況からなんとか抜け出さなきゃ。何とかしなきゃ」という焦燥感でいっぱいでした。

家でボーッとしていると、「いいのか? 何かしなくていいのか? 大丈夫か? 動き出さなくていいのか?」という強迫観念に苛まれていました。

家から出るのがとにかくこわくて、本屋に行くのすらドキドキしていたのを覚えています。

とにかく焦りはつのるばかりで、何も手につかず、とにかく塞ぎこんでいました。

そんなぼくが、高校時代から続けていた事が1つだけありました。

それが、「曲を作る」という事でした。

ぼくは幼少期からピアノを習っており、高校時代にはバンドをやっていて、音楽がとても好きだったんですね。

高校時代からオリジナルの曲を作り、自分で聴いたり、バンド仲間に聴かせては悦に入っていました。

大学生になり、人間不信になっても曲を作る事はやめませんでした。

きっと曲を作るという事が習慣になっていたんだと思います。

日々の中で、曲を作るというのが自分の中ですごく自然な事になっていました。

そして、パソコンを買ってから、ぼくは「打ち込み」というのにハマりました。

ドラムの音、ベースの音、ギターの音、ピアノの音というふうに音色を選んで、音を打ち込んでいく。

違和感のある部分があったら、少し直してはまた聞き直して、曲として完成させていく。

そんな中、ある日、ピアノとフルートの音色を選んで曲を打ち込みました。

そして、その曲を聴いてみた瞬間、ぼくは衝撃を受けました。

過去の情景が鮮やかに蘇ってきて、涙が溢れてきたのです。

幼い頃、楽しかった事や嬉しかった事、悔しかった事、悲しかった事が次々と蘇ってきました。

それまで押さえつけてきた感情が溢れ出し、涙が止まりませんでした。

その曲には、『追憶』というタイトルを付けました。

その時ぼくは、本当の意味で、音楽の凄さを強く実感しました。

歌詞も何もない曲なのに、過去の情景が鮮明に蘇ってきて、自分の感情を呼び覚ます事ができる。

音楽というのは、なんて強いパワーを持っているんだろう。

なんて強い可能性を秘めているんだろう。

強く、強く、そう思ったんですね。

これこそが、「なぜ、ここまで音楽アプリにこだわり続けているのか」に対する答えです。

この経験を経て、ぼくはアプリ開発と出会い、音楽アプリを14年間作る事になるわけですね。

この時の経験から、ぼくは音楽の持つ力、楽しさを信じ続けています。

「音楽を、もっと楽しく」というコンセプトで開発しているハヤえもんというアプリ。

「そろそろいいか……」なんて思った事はなく、まだまだ楽しくできる要素が無限にあると思っています。

これからも音楽の持つパワーを信じ、もっともっと楽しいアプリに育てていこうと思う、そんなこんなの今日この頃でしたとさ。おしまい!

100万人プロジェクト達成状況

「ハヤえもんを100万人に届けたい」を合言葉に、スマホ版の累計ダウンロード数で100万人を目指しています。

例によって、ユーザーの皆さんに現在の進捗状況をシェアしたいと思います。

現時点の累計ダウンロード数は……587,095人! ゴー、バナナ置く子! 夢の100万人まで、あと412,905人! 良い肉置こう!

引き続きがんばっていきましょー! それでは、Enjoy “Your” Music with Hayaemon!!

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