【2020年】YouTubeの音楽6曲をまとめて解説【BGM】

はい、うめぼしです!

どういう風の吹き回しか、今年後半、にわかに自分のYouTubeチャンネルを活用し始めました。

日の出前に目が覚めることが増え、8月頃から毎朝寝室の窓から東の空を撮影するようになり、写真が溜まったのでスライドショーを制作したり。(現在4作目まで公開しています。)

それから、昔のイラストや漫画をサルベージしてBGMをつけてみたり。

数えてみると、今年9月から12月現在までで計14本の動画をアップしておりました!

というわけで、今回はその中から動画BGMに使わせていただいた音楽6曲をまとめて紹介させていただきます!

朝がくるまで – 夜明けのフォトスライドショー+音楽 

airchさん @airch_112358鼓動』使用許可ありがとうございます!

まず、「朝がくるまで」シリーズのBGMを選曲するにあたって、音楽が「都会的である」とか「ネイチャーに寄り添っている」とかを初めて意識するようになりました。このシリーズの写真は自宅2階の窓から撮影しています。私の住まいは完全に住宅街で、そこから見上げる空を題材にしているので、人々の生活感を土台にして自然に対する憧れ、尊敬のようなものが映し出されています。最初は、空を撮りたいのに民家の屋根や電線といった人工物が写り込んでしまうのが正直嫌だったのですが、それを含めて景色が一体となっていることを受け入れられるようになったのです。この曲は元々心地の良いリズムで気に入って聞いていたのですが、そうした複合的な要素(人々や自然)にとてもよくマッチしていると感じ、使わせていただきました。

SoundCloud版はこちら(バックグラウンドで聴けます)⇒https://soundcloud.com/user-150309986/6osb4xiygxxk

朝がくるまで 2 – 夜明けのフォトスライドショー+音楽

べ〜さん @be0610 楽曲制作ありがとうございます!

べ〜さんに依頼して書き下ろしていただいた楽曲です。個人的にとにかくべ〜さんのギターに惚れているので依頼したのですが、期待以上の音楽を提供していただけたと思っています。心地良いギターを入れてもらえて大満足です。“朝”というのは「期待と不安」が入り混じった独特な時間帯だと思います。この曲は少しでもその不安をかき消すような期待感が強く表れている印象です。べ〜さん自身の「前を向いてやっていくぞ!」という心理も表れているのかもしれません。べ〜さんに作曲依頼をしたのは今回初めてでしたが、最初のテイクですでに完成度の高いものが上がってきて驚きました。べ〜さんの気合いがこもってか?ドラムパーカッションが盛り盛りで完全に朝日が上りきっていたので、音の引き算で最終的に落ち着いた形に仕上げていだだきました。

『スノウアンドガール』 – オリジナルイラストアニメーション+音楽

airchさん @airch_112358 楽曲制作ありがとうございます!

airchさんに書き下ろしていただいた楽曲。依頼そのものは去年の暮れにして、今年頭に一度完成して公開したのですが、今回YouTube投稿にあたってリマスタリングしていただきました。この曲に関してはairchさん側からのヒアリング力によるものが大きいです。イラスト自体は2005年に描いたものですが、この少女が何者であるか私自身も初めて知りました。北国の魔法学校、それも降る雪はパウダースノーという。イントロから少しずつ形ができてきて、すごく楽しかったのを覚えています。とにかく何度もやりとりを重ねて、ストリングスやピアノを入れてもらい、曲の中盤に女の子感を演出してもらったり、私の要望で鈴の音や風の音、足音のSEを入れてもらったり、「2人で作り上げた」という感覚の1曲です。

SoundCloud版はこちら(こちらは旧版なので、聴き比べてみるのも面白いかもしれません)⇒https://soundcloud.com/user-150309986/snowintronomix112-1

朝がくるまで 3 – 夜明けのフォトスライドショー+音楽 

Hello,forgotten world(uta)さん @_uta_hfw夜が明けるよ』使用許可ありがとうございます!

まず、Hello,forgotten worldさんの楽曲は1stの『Goodbye,birthday』から心惹かれるものがあり、続いて2ndを試聴したらここにドンピシャなものが来た、という経緯があります。「朝がくるまで」シリーズで初めて歌ものを採用させていただきましたが、「このために作られた曲なのでは?」と思うほど合致していて驚きが隠せませんでした。何か受信したのかもしれません。歌詞からは住宅街の一室で、主人公がひとり思い巡らす情景がはっきりと目に浮かびます。曲調も静まりかえった孤独な夜から次第に外が明るくなっていく様子が見事に表現されています。また夜→朝というテーマとともに子供→大人というテーマも並行しており、素晴らしい構成力に脱帽です。動画では1番までの使用とさせていただきましたが、ぜひフルで聞いてみてください。

フル尺はこちら(各種配信サービスでも販売中です)⇒https://youtu.be/vLVSKVLMBE0

『海へ…』 – オリジナル漫画+音楽

八島降さん @yazi_itsukanoao生命になる』使用許可ありがとうございます!

初めてこの曲に出会った時、感性の美しさに自然と涙が溢れ出てきました。そこから少し間が空き、自分なりの希死念慮の乗り越え方について掘り下げるツイートをいくつかする中で、高校生の時に制作した2ページ漫画が目に留まりました。テーマは「もう一人の自分」「擬似的な死」です。最初はそのまま解説を添えてTwitterに上げようかと思ったのですが、ふとこの曲の持つ哲学性が題材にマッチするのではと思い動画にしました。(「真っ暗で」という歌詞ところで白いコマが出てきてしまうのは想定外にあべこべになってしまいましたが…)私が何度精神的な死を迎えても、形を変えて再生していくのです。ずっとそうでした、これからもそうだと思います。力強くて優しい曲です。

初出はこちら(スマホ一発録りとの事です。データを直接いただいたYouTube版の方が音質はいいと思います)⇒https://twitter.com/yazi_itsukanoao/status/1273942697133268996

朝がくるまで 4 – 夜明けのフォトスライドショー+音楽 

norick.hさん @h_norickmother』使用許可ありがとうございます!

まず楽曲の持つ素朴さ、温かさがじんわりと癒しの時間をくれます。しかしそれでいてどこか鋭く胸を刺すような寂しさも感じます。また、私は空を見るためだけでも、この地球に来た価値があるとさえ思っています。そこへこの曲の“染み込むように受け止めるこの地球に”という歌詞が響きました。そして夜明けと共に町の人々が活動し始める時間帯に、“みんな気づいている みんな気づいてゆく みんな気づいてる途中”という歌詞がマッチしたのです。タイトルの「mother」は歌詞には登場しませんが、特定の人物というより、概念的な存在のようです。しかし、仮に特定の人物を表現している楽曲であったなら、このように夜明けの空模様とマッチしなかったと思います。動画では2番までの使用とさせていただきましたが、ぜひフルで聞いてみてください。

フル尺はGarageBand Users Clubで配信されています(Creative Commons)http://gbuc.net/modules/myalbum/photo.php?lid=15242&cid=10

フル尺YouTube版はこちら(動画説明欄に歌詞入り)⇒https://youtu.be/wJVKY3rbQgk

以上、私の主観による解説でした!

楽曲制作もすごくためになりましたし、音楽を言語化するにあたって、「写真(絵)に合う音楽を選ぶ」という経験は私自身にとって貴重なものになりました。

何と言っても、私がこんなに素敵な音楽家さんを巡り会えたのはハヤえもんのおかげです!ハヤえもん開発者のりょーたさんに改めて感謝の意を表するとともに、素晴らしい音楽家の皆様に感謝です!

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