イコライザのプリセットに『ボーカル強調』メニューを追加しました!
こんにちは! ハヤえもん開発者のりょーたです。
今回のアップデートでは、ユーザーレビューで要望の多かった『ボーカル強調』メニューを追加しました。
ボーカルキャンセルほど劇的な効果はありませんが、一度お試しくださいませ。
開発後記
いやー、死にました。
ほんと大変でした。
あ、ごめんなさい。
唐突でしたね。
何かと言うと、ノロウィルスです。
そう、あのノロの野郎です。
12月27日(火)という年末のクソ忙しいときにやられたんですよね。
ノロの野郎に。
嘔吐と下痢が止まらない中で39.1度の熱が出るという完全なる地獄を体験しましたよ。
ほんとおそろしいやつです。
ノロの野郎は。
39.1度なんていう熱をあまり体験したことがないもので、めちゃくちゃつらくって、柄にもなく3日3晩寝込むという大失態を演じてしまいました。
いやー、つらかった。
ほんとこわいやつです。
ノロの野郎は。
あと、嘔吐と下痢がダブルで来たときの処世術が分かっていなかったのもつらかったですね。
便座に座りながら下痢をしつつ、吐き気がきたらいったんお尻を拭いてからクルッとまわって嘔吐というのを繰り返して、クルクルクルクルとまわっていたらだんだん目がまわってきて、さらに体調が悪くなるという負の連鎖を延々繰り返していましたよ。
今振り返ると笑える光景ですが、そのときは本当に必死でひたすら回転してましたね。
いやー、こわいですよ。
ノロって。
こんなことにならないよう、毎日気をつけて手洗いうがいをしてたんですが、それでも容赦なく襲ってきましたね。
ほんと容赦ないですよ。
ノロの野郎は。
ただ、終わってみると結果アレなんですよね。
ぼくはノロの野郎のおかげで、3つのことを感じることができたんですね。
まず1つ目は、「人間の体ってすごい」ってことです。
だって、すごくないですか?
体の中にウィルスが入ってきたら、嘔吐物や下痢としてそのウィルスを外に排出しつつ、高熱を出すことによってウィルスと自動的に戦う機能が備わっているんですよ。
プログラムの世界でいったら、めっちゃ高機能ですよね。
「ウィルスが混入したら、自ら解決法を見つけてそれを勝手に駆除してくれるプログラム」というのを想像すると、そのすごさが分かると思うんですけど。
ただ、本音を言えばアレなんですけどね。
もうちょっとスマートに、バックグラウンドでうまいこと処理しといて欲しいなぁというのが本音ですけどね。
顕在意識っていうメインスレッド側に「つらい」っていう自覚を持たせず、潜在意識っていうバックグラウンド側だけで全部処理してくれたら言うことないんですよね。
理想は、「風邪を引いた」という自覚が無いまま、自動的に治ってるという状態ですね。
さて、2つ目は「健康ってありがたい」ってことです。
4日目の朝、普通に起きあがれて、食欲があるっていうことに、ぼくは感動しました。
「あぁ、久しぶりに牛丼食いてぇ・・・」みたいな感情が自分の心の中にかえってきてくれたことに、大いに感動しました。
そして、「普段当たり前だと思っていることは、決して当たり前なんかじゃないんだ」ってことに気付かされたんですね。
ご飯がおいしく食べられるっていうことだったり、普通に外に出られるっていうことだったり・・・。
日常で当たり前だと思っていることは全て当たり前なんかじゃない。
奇跡だ。
毎日の当たり前こそが、奇跡なんだ。
そんなことに気付かされました。
最後に3つ目は、「ぼくには、まだまだやりたいことがある」って話です。
今回、体調不良がピークを迎えたとき、どれだけ着込んでも体が震えるし、もうこのまま終わってしまうのではないかと思いました。
『もっと元気にアプリを作り続けていたかった・・・』『もっと子供の成長を見守っていたかった・・・』 意識がぼんやりと薄れていく中で、そんなことを感じていました。
結局、この「死への覚悟」は杞憂に終わりましたが、裏返すと、この極限状態のときにぼくが思ったことというのが、ぼくが本当にやりたいことなんだと思うんですね。
つまり、ぼくが本気でやりたいことというのは、「アプリ開発」と「子育て」です。
今までぼくが進んできた方向は間違ってなかったんだということに気づくことができたんですね。
さてさて、慣れないノロウィルスにかかった結果、ぼくが感じたことを長々と書きましたが、要はこれからも子育てしながらアプリ開発をがんばっていきまーすといういつも通りの締めになりそうですね。
えぇ。
いつもいつも、レビューでたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
寝込んでいる最中もちらちらとチェックさせていただき、元気をもらっていました。
特に今回は、前回のサンタの話についてもたくさん触れていただき、ありがとうございました。
引き続き元気な体でアプリ開発を進めていきますので、Enjoy “Your” Music with Hayaemon!!
P.S.年末にAppleへの審査依頼を出してますが、公開されるのはたぶん年明けかな?ということで、このバージョンが公開されるのはきっと2017年になってからですね。
ということで・・・。
明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!