“狙わない、競わない、媚びない” 『個人開発と徳』から学ぶ、“個人開発者として徳を積むこと”の重要性。

toku

どーも、ソフトウェア開発者のりょーたです。

ぼくが何度も読み返しているスライドに、@otiai10さんの『個人開発と徳』というスライドがあります。

“個人開発者として、いかに徳を積むか”というのをまとめたスライドなんですが、これが秀逸なんですね。

多くの人を感動させようとする前に、まず自分自身を救え。

ソフトウェア開発者をしていると、ついつい「世界を変えたい」とか壮大なことを考えがちです。

しかし、個人開発者にできることは限られています。そこで、あえて人の役に立つことを考えない。自分が欲しいと思ったソフトをひたすら作る。

その姿勢こそが、同じニーズを持つ誰かを救うことにつながるんですね。

完璧を目指すより、まず終わらせろ。

世界的SNSのFacebook社の壁に書いてある言葉。それが、“Done is better than perfect”(完璧を目指すより、まず終わらせろ)という言葉です。

ソースコードの書き方や保守性、拡張性などにこだわっている暇があったら、まず動くものを作れ、と。まずは価値を生み出せ、と。

スピード感が求められる時代、この考え方も重要ですね。

自分自身がユーザーであれ。そして良いと思ったものを誇りを持って出せ。

ぼくも長年無料のソフトを公開してきたので分かりますが、世の中には理不尽な人というのがいます。

人が一生懸命作ったソフトを「使えん。ここを直せ」とか「最低のクズソフト」とか叩いてくる人が必ずいます。

ここはスルースキルが求められるところですが、こういった声に負けてはなりません。こんな心無い人の声に、自分のソフトを作る楽しみを奪われてはいけません。

理由も無く叩いてくる人は徹底的にスルー。自分がユーザーとして、どんなソフトを使いたいのかというのを究極まで追い求める姿勢が重要です。

ユーザーが対価を払う方法は必ずあるのだから、価値のあるものをつくるのみ。

「お金を稼ぐためにソフトをつくる」というのでは、徳が高いとはとても言えません。

まずは、ひたすら価値のあるものをつくる。そうすることで、対価が得られる。

そういう心構えが、優れたソフトウェアを生み出すんですね。

ということで、この『個人開発と徳』というスライドは本当にオススメです。

また道を踏み外しそうになったら読み返し、ソフトウェア開発者として徳を積んでいこうと思います。

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