どーも、ソフトウェア開発者のりょーたです。
ソフトウェア開発をしていると、どうしても効率性ばかりを追求してしまいがちです。
ソフトウェアの使いやすさだったり、動作の軽さだったりとか、そういうものを追求し、極限まで贅肉をそぎ落としていきたくなるんですね。
こんなとき、遊び心が無くなっていきます。
ソフトウェアとしての、無駄な機能、遊びの部分。それを全てカットしてしまいたくなります。
それはそれで、ある意味正しいのですが、ソフトウェアとしての面白みは無くなっていってしまうんですね。
こんなときに参考になるのが、“イースターエッグ”です。
まずはお決まりのWikipediaから転載。
イースター・エッグ(Easter egg)とは、コンピュータのソフトウェア・書籍・CDなどに隠されていて、本来の機能・目的とは無関係であるメッセージや画面の総称である。ユーモアの一種である。 多くの場合、企画・開発スタッフの一覧などが隠されているが、ゲームなどの場合もある。アニメーションや音楽を伴って表示されることもある。
もっと簡潔に言うならば、「ソフトウェアに仕込まれた通常では表示されない隠し画面」、それがイースターエッグです。
これって、凄いと思いませんか?
普段仕事をしていて、すごく忙しいじゃないですか。特にソフトウェア開発者となると、リリース直前までバグをつぶしていたりするんですね。
こんな切羽詰まった中で、「隠し機能を仕込もう!」なんて、正気の沙汰じゃないですよ(笑)
どんだけ心に余裕があるんだよ!と思うんですよね。
ソフトウェア開発者って、プログラムを作っていると、バグが混入してはそれをつぶして、また新しい機能をつけてということを繰り返すので、だんだん遊び心が無くなっていきがちだと思うんですね。
ただ、そんなとき、イースターエッグを仕込んできた人たちのことを思い出して、少しでも余裕を持って仕事に取り組めるようになりたいものです。
ぼくがソフトウェアにイースターエッグを仕込むのは、まだまだ先の話になりそうです。そこまで全然余裕ないんですよね……。