ハヤえもん開発者が語る「広告にお金をかけない事」の重要性(ハヤえもんiOS版ver.3.19更新履歴)

アップデート内容

トクン……! iTunesのファイル共有機能で、再生リスト名ごとのフォルダに連番を付加し並び順が分かるようにした対応を含む、8点の対応を行いました!

詳細

はいどーも! ハヤえもん開発者のりょーたです!

今回のアップデートでは、以下8点の対応を行いました!

(1)iTunesのファイル共有機能で、再生リスト名ごとのフォルダに連番を付加し並び順が分かるように対応

(2)再生リストのダブルタップから複数選択モードに移行すると、選択状態にならなかったのを修正

(3)録音中にエフェクトをかけて再生しようとすると曲が再生されず、落ちるケースがあったのを修正

(4)コントロール画面の速度/音程変更ボタンを押しっぱなしで別のタブに切り替えると、速度/音程が変わり続けてしまっていたのを修正

(5)再生中画面から再生バーへの遷移中に曲を切り替えると再生バーの表示がおかしくなっていたのを修正

(6)iPhone X以降の端末で再生中画面から再生バーに遷移する際、画面の表示がおかしくなる事があったのを修正

(7)「各画面の設定を保持」していない曲については、再生時にマーカー再生画面のループボタンが非選択状態になるように修正

(8)起動時にCPU負荷が高すぎて落ちるケースがあったのを軽減

ぜひぜひお試しくださいね。

開発後記

「ハヤえもんを100万人に届けたい」

そんな目標を掲げて、スマホ版の累計ダウンロード数で100万人を目指しております。

現状、58万人を突破したところで、残りは約42万人。

順調に増えてきているように見えますが、ここまで来るのにはものすごく時間がかかりました。

というのも、ハヤえもんでは「広告にお金をかける」という事を一切してこなかったからです。

ぼくはこの「広告にお金をかけない」という事が、とても重要だと考えています。

もちろん、広告にお金をかけなければならないシチュエーションは多々あります。

例えば、企業が開発している場合がこれに当たります。

企業が開発している場合、社員に給与を払う必要がある事から、リリースしてすぐに「結果」を出す事が求められがちです。

「これは口コミで広まって、10年後にようやく認知されるアプリなんです!」

そんなプレゼンをしてみたところで、なかなかGoを出す上司はいませんよね。

その反面、個人開発は違います。

個人開発は開発に携わっている少数のメンバーが納得さえしていれば、「広告に一切お金をかけない」という方針を貫く事が可能なのです。

ぼくは広告にお金をかけないという事には2つのメリットがあると考えています。

1つ目は、「口コミベースで広まったアプリは、離脱率が低い」という点。

お金をかけてダウンロードしてくれたユーザーは、すぐにアプリを使わなくなってしまう可能性があります。

それは、必要性に迫られてアプリを使い始めたわけでも、強い関心をもってアプリを使い始めたわけでもないからです。

急速にユーザーが増えたアプリは、急速にユーザーが減ってしまう。

ぼくはそんなふうに考えています。

その反面、口コミベースで広まってきたアプリは、簡単にユーザーが減ったりはしません。

14年間かけて地道にユーザーを増やしてきたハヤえもんを見てきたからこそ、ぼくはそのように感じています。

これが、広告にお金をかけない事の1つ目のメリット、「口コミベースで広まったアプリは、離脱率が低い」という点です。

広告にお金をかけない2つ目のメリットは、「ストーリーが生まれやすい」という点です。

ぼくはアプリ開発にはストーリーがとても大事だと考えています。

例えばこんな2つのアプリがあったとします。

1つ目のアプリは、「資金をたんまり投入して、100万ダウンロードを達成しました!」というアプリ。

2つ目は、「広告に一切お金をかけず、口コミのみで100万ダウンロードを達成しました!」というアプリ。

この2つのアプリであれば、ぼくは断然後者のアプリが好きなのです。

それは後者の方が、広まるまでの過程にストーリーを感じるからです。

ぼくはアプリにせよ、音楽にせよ、背景にあるストーリーが分かった方が好きです。

何の為に、どういう気持ちで作ったのか。

目標を達成する為にどういう道を歩んできたのか。

こういった部分にストーリーが感じられるアプリがとても好きです。

例えば、ぼくが愛用しているルーチンタイマーというアプリ。

このアプリのコーディングを担当されている大将さんは、ご自身の恋人がADHD(注意欠陥多動性障害)を患っており、「朝の準備がうまく進まない課題を解決しよう」というところから開発が始まっています。

結果、ルーチンごとに時間を設定して、リアルタイムに「あと10分です」のような感じで、リマインドしてくれるというとても便利なアプリになっています。

こういったストーリーを感じるからこそ、ぼくは例えまったく同じ機能を持った競合アプリが今後出てきたとしても、ルーチンタイマーを使い続けると思うのです。

これこそがまさに、ストーリーの重要性です。

そう考えた時に、「100万人に届けたい」という目標の達成方法として、「お金をかける」という選択肢ではなく、「ユーザーさんと一緒に育てながら広めていく」という選択肢を選ぶ事は、ぼくにとって必然です。

さてさて、長々と語ってきましたが、そんなわけでぼくはこれからもユーザーさんと一緒になって楽しみながらアプリ開発を進めていきたいと思ってます。

これからもよろしくね!

100万人プロジェクト達成状況

「ハヤえもんを100万人に届けたい」を合言葉に、スマホ版の累計ダウンロード数で100万人を目指しています。

例によって、ユーザーの皆さんに現在の進捗状況をシェアしたいと思います。

現時点の累計ダウンロード数は……584,085人! ごはしじゅう、はちご……? 夢の100万人まで、あと415,915人! 良い呼吸、わんこ!

引き続きがんばっていきましょー! それでは、Enjoy “Your” Music with Hayaemon!!

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告