ハヤえもんiOS版、カメラロールから曲を追加する際の挙動を高速化したのを含む3点の対応を行ったver.4.04をリリース!

アップデート内容

とりゃりゃりゃりゃー! カメラロールから曲を追加する際の挙動を高速化したのを含む3点の対応を行いました!

詳細

はいどーも! ハヤえもん開発者のりょーたです!

今回のアップデートでは、以下3点の対応を行いました。

(1)カメラロールから曲を追加する際の挙動を高速化

(2)カメラロールから曲を追加する際、曲の長さが半分になってしまうケースがあったのを修正

(3)Dropboxから追加した一部のM4Aファイルについて、再生するタイミングなどでアプリが固まるケースがあったのを修正

ぜひぜひお試しくださいね!

開発後記

これは去年、長女が小学2年生の時の話なんですけど、「人を表面上だけで判断したらダメだなぁ」と思ったお話です。

当時、学校の休校により家で過ごす事が格段に増えた我が家では、「ママペイ」というのを導入したんですね。

これは何かというと、要は「お手伝いポイント」で、子供がお手伝いをしてくれたら5ペイとか10ペイとかあらかじめ決めておいたポイントをあげます。

そして、貯めたポイントは「ゲームをする」とか「おやつを買う」とかそういう事に使う事ができます。また、我が家では「お金に換える事もできる」というルールにしました。

「え、お金に換えられるの……!?」

一番びっくりしていた当時小学2年生の長女がこのペイを貯めるのに夢中になりまして、何かというと「何ペイくれる?」と聞いてくるようになりました。

「机の上にあるティッシュ、ゴミ箱に捨てといてくれる?」
「何ペイくれる?」

「ご飯できたから机の上を片付けてー!」
「何ペイくれる?」

細かい事まで何かというと「何ペイくれる?」と聞いてくるので、「この子は欲の深い子だなぁ」と思っていました。

それが何週間も続き、「何ペイくれる?」にうんざりしてきた頃、「なんでそんなにペイが欲しいの?」と聞いてみました。

「言いたくない」

そう言われました。「何か欲しいものでもあるのかな」と思い、その時はそのまま「ふーん、そっかそっか」と会話を終えました。

それからまた数日後、「そんなにペイを貯めて、何か欲しいものでもあるの?」と聞いてみました。

すると、「うーん、秘密にしておこうと思ったんだけど」とつぶやいた後に長女から返ってきた答えは、まったく予想していなかったものでした。

「パパの誕生日に、テトリスをプレゼントしたいの」

テトリスーー。

そう、それは長女の小学校が休校になったばかりの事でした。

どうせ休校になったのなら、せめて子供たちに家での生活を楽しんでもらおうと、ぼくはNintendo SwitchでオンラインプレイができるNintendo Switch Onlineの7日間無料体験登録をしました。

それで『あつまれ どうぶつの森』などを楽しんでいたのですが、ある日、Nintendo Switch Onlineに入っている場合は無料でテトリスを遊ぶ事ができる事を知りました。

テトリスといえば子供の頃、夢中になったゲーム。

普段まったくゲームをやらない自分ですが、この時はあまりの懐かしさに夢中でテトリスをプレイしました。

それから無料期間が終わり、テトリスもできなくなりました。

ただ、その時ぼくは「いつかきちんとお金を出して、またテトリスをやりたいなぁ」と言っていたんですね。

これを長女が覚えていて、自分の誕生日にプレゼントしたいんだと、そう言うのです。

テトリスの値段は、2020年当時、オフラインで自由に遊べる「コンプリートパック」が1,019円。

これを自分にプレゼントしようと思うと、1,019ペイを貯める必要があります。

1,019ペイと言えば、1つ5ペイのお手伝いをしたとしても、204回のお手伝いをする必要があるぐらい果てしない数。

そう、だからこそ長女は焦っていたのです。

だからこそ、事あるごとに「何ペイくれる?」と聞いていたのです。

衝撃を受けました。

視界がゆがみ、フラッとして倒れ込みそうになるぐらいの衝撃でした。

そして、「この子は欲の深い子だなぁ」なんて思っていた事に、恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいになりました。

「ありがとう……ありがとう……」

そう言って、長女を強く抱きしめました。

それからの長女は、それまでよりもさらに「何ペイくれる?」と聞いてくるようになりました。

そんな長女の姿を見ても、自分がイヤな気持ちになる事は無くなりました。

そして迎えた10月28日、長女はぶじに1,019ペイを貯め、一緒にテトリスをプレイする誕生日を過ごす事ができましたとさ。

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