アップデート内容
スッ! アプリがクラッシュするいくつかのケースを修正し、より安心して使えるようになりました!
詳細
はいどーも! ハヤえもん開発者のりょーたです。
今回のアップデートでは、以下3つの問題を修正しました。
1. アプリの起動時に曲の読み込みに失敗し、アプリがクラッシュするケースを修正
2. 曲ごとのメニューボタンと選択中ではない再生リストタブを同時にタップするとアプリがクラッシュするケースを修正
3. 曲の再生と同時に空の再生リストを選択するとアプリがクラッシュするケースを修正
ぜひぜひアップデートして、快適に使ってみてください!
開発後記
いやぁ、日々の生活って、まるでパズルゲームみたいなもんですよね。目の前に広がる「どうすればスムーズにいくのか?」という問題を、あれこれ試しながら解決していく。でね、つい先日、そんなリアルパズルみたいな瞬間に遭遇しまして。
それは家族でショッピングモールのレストランに行ったときのこと。お腹が空いた我々が到着したその店は、すでに行列ができている状態。「これはもう並ぶしかない!」と覚悟を決め、名前を書いて待つことにしました。で、椅子が並べられた待機スペースに座っていると、次の家族も後ろにやってきました。
ここまでは普通の展開。で、その家族、めちゃくちゃ礼儀正しいんですよ。間をひとつ空けて座るという、日本人の美しき気遣い文化を見せつけてくれるわけです。
「おお、これがあの『間合いの美学』か……!」
みたいなことを考えつつ、その配置を見てみると、ぼくの隣にぽつんと空いた席、そしてその隣に小学2年生ぐらいの女の子、お母さん、と並ぶ形に。密接することのない、なんとも安心できる配置。
さて、しばらくすると、その家族のおじいちゃんが合流。お母さんが「ほら、ここ空いてるから座りなよ」と言うわけですが、おじいちゃんは気を遣って「いや、狭いし大丈夫」と遠慮するわけです。
その瞬間、なんとも言えない「気まずさポイント」が発生しました。
「うーん、譲るべきか? でも譲ったら逆に『気を遣わせちゃったな……』と思わせるかもしれないし……!」
この時点でぼくの頭の中は、もはや哲学の領域に突入。「人間関係の適切な距離とは」「座席譲渡における社会的ダイナミクス」「最適な席の配分理論」みたいな論文を書けそうなくらい、脳内フル回転。でもね、結論出ないんですよ。たったひとつの空席が、ここまでの深遠な問題を生むなんて!
すると——。
隣の小学2年生くらいの子が、スッと立ち上がり、ぼくの隣の空席をちょっと前にずらしたんです。
そして満面の笑顔で、おじいちゃんに向かってこう言いました。
「これで座れるでしょ?」
……。
て、天才か!?
もうね、衝撃ですよ。この子、未来の世界を救うんじゃないか?って思いましたね。誰も傷つけることなく、誰も遠慮することなく、ただただ「じゃあちょっと動かせばいいじゃん?」というシンプルな発想で全てを解決。
え、こんな簡単なことでよかったの?っていうか、なんで大人のぼくは「席をずらせば解決する」という発想に至らなかったの!? 恥ずかしながら、自分の頭の固さを思い知らされました。
この出来事、めちゃくちゃハヤえもんにも通じるなぁと思いまして。
音楽アプリって、「音楽を楽しみたい!」っていう純粋な気持ちのためにあるわけですが、そこには時々ちょっとした不便や「ここ、もうちょっとこうだったらいいのに……」みたいなポイントが潜んでいるんですよね。でも、その不便を解決する方法って、必ずしも大掛かりな機能追加や大規模アップデートじゃなくて、ほんの小さなひと工夫だったりするんです。
たとえば先日のアップデート。ライブラリ画面から、機能していなかった「最新リリース」「新着ミュージック」「注目トラック」を削除しました。えっ、削除!?って思うかもしれませんが、これが「余計なものをなくして、よりスムーズに使えるようにする」という大事な作業。
「動かないなら直せばいいじゃん?」
「不要ならなくせばいいじゃん?」
そういうシンプルな発想が、アプリをより使いやすくすることにつながるんですよね。まさに、あの天才小学生の「ちょっと椅子をずらす」という発想と同じ。
これからも、ハヤえもんはそんなちょっとした工夫を大切にして、みなさんの音楽ライフをもっと楽しくしていきたいと思います。
それでは引き続き、Enjoy “Your” Music with Hayaemon!!
音楽を、もっと楽しく!
「ずらすだけ それが世界を 救うかも」(りょーた 心の川柳)