『聞々ハヤえもん』を作るとき、“ふりかけ理論”というのを考えていた。

どーも、ソフトウェア開発者のりょーたです。

2005年から今に至るまで、暇を見つけては聞々ハヤえもんという音楽再生ソフトを開発してきました。

はじめはWindows用のフリーソフトとして、途中からはiPhone版やAndroid版も開発してきました。
(Android版はまだまだ開発途上にあります。期待くださっている方々、ごめんなさい)

今回は、この聞々ハヤえもんという音楽再生ソフトを、どんなコンセプトで作ってきたのかというお話です。

“ふりかけ理論”というのを考えていた。

聞々ハヤえもんはエフェクト命です。

2005年にはじめて公開した時点から、再生速度や音程の変更機能がついていました。

通常のエコー系のエフェクトの他に“古びたレコード再生”や“歌へたモード”などといった一風変わった機能も次から次へと追加していきました。

この背景にあった考え方は何か?

それが、「ふりかけ理論」なんですね。

白いご飯ばかりだと、飽きてしまう。

例えば、大好物だとしても、毎日白いご飯ばかりを食べていたら、すぐに飽きてしまうでしょう。

このとき、ふりかけをかけることによって、ご飯の味を変えることができます。

音楽もまったく同じだと思うんですね。

いくら大好きな音楽だとしても、何度も繰り返し同じ曲ばかりを聴き続けていたら、いつか飽きてしまう。

このときにふりかけになるもの、味付けを変えることができるもの、それがエフェクトだと考えたわけです。

色んなエフェクトによって、曲の雰囲気を変えながら、同じ曲でもずっと楽しむことができる。

それが、聞々ハヤえもんの本質なのです。

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