ハヤえもん開発者、音楽理論と触れ合うの巻 第001話

はいどーも! ハヤえもん開発者のりょーたです٩( ᐛ )و

最近、ギタリスト兼ハヤエモニストの北島健吾が音楽理論の記事を書き出したんですよね。

僕は音楽理論とか学んだ事も無いし、必要性を感じた事もありません。

ただ、「音楽を、もっと楽しく!」というコンセプトでハヤえもんを開発している自分としては、学んでおいて損する事は無いだろうと。

何より、健吾が突然、「それは、音楽理論で例えると、ハーモニックマイナーだよねwww」とか言ってきやがったら、もうそれは完全なる必殺技にしか聞こえないじゃないですか。

「あー、あれでしょ? ベジータが使うやつでしょ?」とかになっちゃうわけじゃないですか。

音楽アプリ開発者として、それだけは避けなければならないという事で、健吾の記事を読みながら思った事をここにメモしていこうと思います。

問題のブログはこちらです。

https://kengo-kitajima.net/blog/2018/04/26/post-584/

まずタイトル。

音楽理論ーダイアトニック、長調、移動ドー

あかん! 難しそう!

「ど素人(ハヤえもん開発者)でも分かる音楽理論」とかにしておいてくれないと!

ダイアトニックって完全にシャンプーの名前じゃないですか。

あのスースーするやつでしょ?

やばいって。

移動ドもやばいですよね。

こちとらまだ、ドともそんなに仲良しになってないのに、「もう移動するの!? もうちょっと触れ合おうぜ」みたいなね。

ギタリストの北島健吾です。今回の記事は、音楽理論を絡めた話をする時の初歩としてバックナンバーにするために掲載しました。

あ、いいですね! そう、会話したいんですよね。

音楽理論って会話する為にもあると思ったんですよね。

僕とかだいたい右脳で生きてるんで、説明が右脳的になりがちなんですよ。

「そこバーンとかましてから、いったんトーン落として、最後にまたウォワーっと盛り上がる感じで」とかね。

そんな説明になっちゃう。

仕事で指示をする時もだいたい「自分で考えて、うまい事やってみな」でしたからね。

他人と音楽に関する会話をする為にこそ、学びたい。それが音楽理論(まだ学んでない)


音楽理論は、まずは図のドレミファソラシをこむずかしく名付けるところから始めます。
名付けてダイアトニックスケール。
12半音からドレミファソラシの7つの音を抽出したものです。

出たよ! ダイアトニックシャンプー(違)

え、マジで?

ダイアトニックスケールって小難しく言ってるけど、要はドレミファソラシの7音の事なの?

そんなん、家の娘たちも幼稚園で学んでるよ!?

早速勉強になりましたね。

トニックシャンプーを使うと、頭がスースーする!

そして、親父の頭のニオイがする!

これから、日常会話で「ダイアトニックスケール」って言い出した人がいたら、「ダイアトニックスケールってのはドレミファソラシの事やね」って説明を足してあげましょう。

さ、次! 次!


ダイアトニックスケールの音を根音(ルート)に置いたトライアド。3度ずつ重ねていくとコードができます。

これアレでしょ? ドミソの事でしょ?

いけるいける!

トライアドって、Triangle(三角)とAdd(加える)が合体してるんでしょ?

ドミソっていう3つの音でできてるから、トライアドね!

トライ! アド!

ドミソもレファラも味噌氏(誰)もトライアドね!

魔のトライアングル。


さらに、もう3度上に重ねるとセブンスコードです。

これらをダイアトニックコードといいます。

なんか来たよ!

セブンスコードとか言っておきながら、ダイアトニックコードだぜ?

想像してみよう。

まず、親父の頭のニオイでお馴染みのダイアトニックスケールは、ドレミファソラシの事なんでしょ。

で、ドミソシはダイアトニックコードだと。

何を言い出したんだ?

あ、あれか!

ドレミファソラシという7つの音をいっぱい使って、和音を作るからセブンスコードとか言い出したのか!?

7つの音が大活躍。

それがセブンスコード。

もうあれだな。

これ後から健吾先生にこの解釈は違うって、赤ペン先生役をやってもらうしかねぇな。

とりあえず、先に進むぜ。

7人の選ばれし戦士たちのうち、いっぱい活躍するのがセブンスコードで、かつダイアトニックコードと呼ぶと。

セブンスとダイアトニックは同じ意味で、つまりは親父の頭のニオイだと。

オッケー?
※北ペン先生に教えてもらいましたが、これ、間違ってます。

北ペン先生「ダイアトニックコードとセブンスコードが一緒ってのは間違ってるね」
りょーた「え、そうなんですか!?」
北ペン先生「ダイアトニックスケール(ドレミファソラシ)の構成音から作ったコードだから、ダイアトニックコードなんだよ」
りょーた「つまりは、トライアドもセブンスもダイアトニックコードって事!?」
北ペン先生「そうそう。ちなみに、ダイアトニック以外の音を使うドミソシ♭とかの事をノンダイアトニックって呼ぶよ」
りょーた「なるほど! 先生、ありがとうございます!」

また、ダイアトニックコードの中でもコードのキャラクターがあり、それぞれに機能があります。

キャラクター!? いいねいいね。

楽しそうだよ。


個性が違うもの同士で引力のように引っ張られているわけです。

キーがCだった場合、Cを主音(トニック)とし、Fを下属音(サブドミナント)、Gを属音(ドミナント)といいます。
キーがCの3コードといえば、C、F、G。
4和音のセブンス系のコードにすると、
CMaj7、FMaj7、G7です。

主音、下属音、属音をルートにしたコードなので、
トニックコード(主和音)、サブドミナントコード(下属和音)、ドミナントコード(属和音)などといいます。

ドミナントからトニックへの動きはとても大事な緊張と緩和の演出をしてくれます。

構成音の動きを見てみると、
G7は(根音、長3度、完全5度、短7度)
長3度と短7度が減5度の関係を作っていて濁っています。
このモヤモヤを解決するような感じで、内声がCの構成音に引っ張られ収まって行きます。
この属和音から主和音への4度進行をドミナントモーションといいます。

ちょっと待て。クソ落ち着け。

アクセル踏みすぎ。

落ち着こう?

マジ落ち着こう?

一回車止めよう?

情報量多くね?

「個性が違うもの同士で引力のように引っ張られている」の?

そうなの?

それは、宇宙の法則的な感じで理解しておけばいいの?

落ち着こう?

G7とか言い出したら、完全に伊勢志摩サミットだから。

あ、あれか!

幼稚園のお遊戯会でやる、ジャーン(C)、ジャーン(G)、ジャーン(C)の事を言ってるのか!

お、いい事を思い出したかもしれない!

お遊戯会の最後のお辞儀がさ、ジャーン(C)、ジャーン(G)で終わっちゃったら、超気持ち悪いじゃん。

それを、「ドミナントからトニックへの動きはとても大事な緊張と緩和の演出をしてくれます」って小難しい言葉で語ってるんだな!

ひゃー!

ジャーン(C)がトニック(スースーする)で、ジャーン(G)がドミナント(言葉が覚えにくくて緊張)で、ジャーン(C)でトニック(スースーする)に戻ってくると。

これにてお辞儀がぶじに成立するって感じだな!

お、ちょっと分かってきたかも。

長調がわかるとどうなのか
キーCメジャーの曲であればCメジャースケールでアドリブを取ることができます。
各コードのコード構成音を狙って着地するようにすれば簡単にアドリブを取ることができます。

要は「ドレミファソラシでアドリブをしてみよう!」って言ってるんでしょ?

そうなんでしょ?

例えば、さっきにジャーン(C)、ジャーン(G)、ジャーン(C)っていうお辞儀の曲があったら、こんなアドリブができちゃうぜって言ってるんでしょ?

C    G    C
ミファソラソファミレドー
ありーがとござーいますー

オッケーオッケー。次!


また、ヨナ抜き音階というものがあり、
メジャースケールの4度、7度を抜いた5音をメジャーペンタトニックといいます。

歌謡曲のメロディなどはペンタトニックを主軸とした歌いやすいメロディで構成されていて、
歌うようにアドリブを取りたい人はペンタトニックでまず弾けるようにするといいでしょう。

なぬ!? ヨナ抜き!?

どこから現れた!? ヨナさん!!

あー、あっ!!

やべぇ! 自分の推理力がやべぇ!

4と7だ! これヨ(4)ナ(7)抜き音階だ!

ドから数えて4度目のファと、7度目のシを抜いた音階をヨナ抜きって言ってるんだ。

そう、つまりはドレミソラって事ですな。

この選ばれしドレミソラをメジャーペンタトニックと呼んでいる、と。

ドレミソラをメンバーとして結成された伝説のバンド、「ペンタトニック」がメジャーデビューしたわけですな。

逆にマイナーペンタトニックとかもいずれ出てくるんだろうけど、これはきっとインディーズで活動し続ける系のバンドですな。

移動ド

来たよ! ついに来た!

移動すんな!

まだ移動すんな!

落ち着け!

もっとドと仲良くなりたい!

実はここで覚えたのはキーCメジャーの時の話ですが、ギターは移調楽器。その特性を生かして覚えたことを横移動させるだけで違うキーでも演奏ができてしまう優れた楽器です。


キーCのドレミファソラシをCメジャースケールといいますが、5度上のキーGにしてGメジャースケールを譜面にするとこのようになります。

次に4度上、あるいは5度下のキーFにしてFメジャースケールを譜面にするとこのようになります。


このようにして、キーを変えてもドレミファソラシの音形(全音と半音の間隔)を守る、そのためには#や♭などの記号をつけていきます。

小節途中に出てくるものは臨時記号ですが、曲通してキーを定めるのであればこのようにします。これが、キーG。


次にキーF。


今度は、キーD。


というように、五線譜のト音記号やへ音記号の横に書くと臨時記号をいちいち追記したごちゃごちゃした譜面にならないようにできます。

メジャースケールとダイアトニック、移動ドと絡めて使っていきましょう。

あ、そういう話なのね!?

カポをカポッとつけるとドがレに1音あがってもおんなじ押さえ方で全部いけちゃうぜっていう裏技の事をいってるのね。

ちなみに、カポってカポタストって言うんですよ? 知ってた?(得意気)

最後のは楽譜の書き方の話でしょ?

ずっと♯な音とか、♭な音は左端の方に書いとけばいいじゃんってやつでしょ。

音楽の授業で習った気がする!

≪北ペン先生の補習≫

北ペン先生「さっき言ってたダイアトニックコードのところ、つまづいてそうだったけど、大丈夫かな?」
りょーた「ダイアトニック(ドレミファソラシ)をもとに構成されたコードがダイアトニックコードって事ですよね?」
北ペン先生「そうそう。例えば、ドミソだったらトライアド」
りょーた「トライアングルだから3つの音を使うやつですよね」
北ペン先生「うん、ドミソシだったらセブンス。これは7度目の音を乗せにいくからセブンスって呼ぶ」
りょーた「そういう事か! なるほど!」
北ペン先生「これをどんどん乗っけてくと、ドミソシレだったらナインス、ドミソシレファだったらイレブンス、ドミソシレファラだったらサーティーンスっていうコードになる」
りょーた「わお! ツムツムみたいな感じで積み上がっていくんですね!?」
北ペン先生「実際には、ファとミがぶつかって音が濁るからCイレブンスとかは使わないんだけどね」
りょーた「なるほどなるほど。存在はするけど、キモいから使われないコードっていうのがあるんですね!」
北ペン先生「そうそう」

これ、めちゃくちゃ勉強になりました。

面白いので、次回またやってみようと思います。

乞うご期待!

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