どうも、ハヤえもんデザイナーのうめぼしです!
最近、個人のnoteにこんな記事を書きました。
「GitHubに飲み込まれたくない」
https://note.mu/umekan/n/n3caa51a1947b
かなりの殴り書きなんですけど、この記事は「GitHubに要望やタスクが無機質に並んでくると、本来あったはずのハヤえもんの楽しさや尊さが見えにくくなってしまうので、きちんとハヤえもんの楽しさの方を向いて開発を進めていきたい」という趣旨で書きました。
今回はこれを開発者ブログ仕様に、もう少し分かりやすく解説しますね。
最近ですと、似顔絵島の村長さん(@nigaoejima)や、Shihoさん(@Fl_shiho)のコメントが、要望から実装に繋がったいい例かなと思います。
このお二方からのコメントは、iOSバージョン2.49にて実装された「1曲のみ」という再生モードに着手する上で、決定的な要素があるのでご紹介しますね。
#ハヤえもんAppStoreでのやりとり
音楽プロデューサーです 素晴らしい ★★★★★
投稿者: 似顔絵島の村長 – 2018年4月16日
本当に素晴らしいまとまったソフト
僕も10年前まで音楽ソフト開発やっていましたが
かゆいところに手が届き素晴らしいですね
あと、プレーヤーソフトで案外無いのが
リストの— ハヤえもん開発王 りょーた(山内良太) (@ryota_yama) April 23, 2018
1曲のみ再生。僕の知る限り見当たりません。
ライブで、iPhone音源流しが多くなって来ました。
でも、1曲終わった時、次の曲が流れてしまい困ります。
リピートなどはどのアプリも当たり前ですが
「1曲のみ再生」モードが付いたらもう完璧です!
検討ください!— ハヤえもん開発王 りょーた(山内良太) (@ryota_yama) April 23, 2018
回答ありがとうございます
自分が操作出来るなら、そのように出来ます。
しかしライブ会場のミキサーさんはこのアプリを初めて操作します ポンポンポーンと出来ないと、ミスったら怖いのでCDで持ってきてくださいって言われます。
時には終わったら瞬間に次流したい時、MC終わりに流したい・・色々です— 似顔絵島の村長-SonchoMusicStudio (@nigaoejima) April 24, 2018
わかる人にはわかる「ハヤえもん」さん、いつもすごーくお世話になっています!コンサート毎に再生リスト作ってあるのですが、再生した時に通常モードでどんどん次の曲に進みますが、一曲ずつ止まる機能はどうやって設定すればいいんだろ?未対応かなぁ… #ハヤえもん
— Shiho.S (@Fl_shiho) June 2, 2018
ありがとうございます!伴奏音源などコンサートなどでも使用するのですが、演奏後にお辞儀してたら次の曲入っちゃうので、スマートにこっそり停止するのが至難の業で(笑) あとは痒いところに手が届く、言うことなしのアプリです♡
— Shiho.S (@Fl_shiho) June 3, 2018
お二方とも、普段どのようにハヤえもんを活用されていて、どのようなシーンでどういった理由でその機能がほしいのか、ということがコメントからしっかりと伝わってきます。
こういったコメントをいただけると、ユーザーさんの姿が具体的にイメージできますので、それに伴って開発のモチベーションに繋がります。
これがあるのとないのとでは、かなりこちらの熱量が変わってくるんですよね。
ただ単に「褒められたい」というだけではないんです。
私たちが普段何気なく使っている「アプリ」って、ツールに過ぎないのですが、そのツールを作っている“生身の人間がいる”って想像する機会はなかなかないですし、実際に利用しているほとんどのアプリでは、その開発者と直接触れ合う機会もほぼないかと思います。
ユーザー側としては、開発者がどうであろうと、単に便利なアプリが使えればいいかもしれません。
しかし開発者側はそうはいきません。できる限り、ユーザーさんがどんな風にハヤえもんを愛用してくれているのかを感じながら開発する必要があります。
これはなぜかというと、開発にあたってより具体的なイメージが必要になるからなんですよね。
使う人の姿がイメージできるって、物を作る上ですごく重要なことなんです。
ハヤえもんの「音楽を、もっと楽しく!」というコンセプトは、使ってくれる方がいてこそのものだと思っていますし、私自身、できる限りハヤえもんを愛用してくれているユーザーさんと寄り添えたらいいなぁと考えています。
だからこそ、ただ淡々と「ここが不便だからこうしてほしい」というよりも、「どういった目的で、どういった場面でハヤえもんを重宝しているのか」という部分の方を、ぜひぜひ詳しく教えてほしいなと思っています。
これからも「ユーザーさんと一緒に育てていくハヤえもん」として、開発を進めていきたいですね。
改めて似顔絵島の村長さん、Shihoさん、貴重なコメントありがとうございました!!