どーも、ソフトウェア開発者のりょーたです。
ソフトウェア業界って、新しい言葉や概念が次から次へと生まれていくんですよね。言葉に付いていかないと、同じ業界の人と会話をするにも困ってしまいます。
たとえばUXという言葉。知っている人にはもはや常識かもしれませんが、知らない人には何を表しているのかサッパリ理解できない事態に陥ってしまいます。
こういうときもGoogle先生の出番ですね。「UX 意味」で検索。引っかかってきたIT用語辞典 e-Wordsから全文引用。
ある製品やサービスを利用したり、消費した時に得られる体験の総体。個別の機能や使いやすさのみならず、ユーザが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念である。
UXは、認知心理学者でApple Computer社(当時)に勤務していたDonald A. Norman博士の考案した造語と言われている。操作感や使いやすさといった「ユーザインタフェース」「ユーザビリティ」という概念は個々の要素やその振る舞いに着目して使われることがほとんどだが、UXはより包括的な、一連の操作から得られる体験の総体を意味する概念である。
UXと密接に関係するもので同博士が発表した概念として「ユーザ中心設計」がある。これは、ユーザにとって何が望ましいかを検証しながら開発を進めることによって、製品がユーザにとって使いにくいものにならないようにするための考え方である。
ちなみに、Microsoft社のWindows XPの名称の由来となっているのは、UXの「experience」である。現在では、UXという言葉は、インターネットやコンピュータの分野だけでなく、幅広いビジネスの分野で使われている。「UX」と略称で表記されることもある。
まず、XはeXperience(体験)のことを言ってるんですね。UI(ユーザーインターフェイス)というと、画面だけを見ていかに使いやすくするかというのを考えているイメージですが、UX(ユーザーエクスペリエンス)というと、ユーザー目線に立っていかに体験をよりよくできるかというところに着目してインターフェイス設計を行うんですね。
いかに使いやすいインターフェイスにできるか?という問いに答えはありません。日々、使いやすさというものを研究することが重要ですね。