理想的なニュースキュレーションアプリのアルゴリズムに関する考察。/ 新しいiPhoneアプリのアイデアを考えてみた。

どーも、理想的なニュースアプリに出会えず歯がゆい思いをしている、ソフトウェア開発者のりょーたです。

ニュースアプリ、最近流行ってますよね。LINE NEWS、Gunosy、NewsPicks、SmartNews、Antennaなどなど。

様々なニュースアプリがあって、それぞれ様々な長所・短所があります。

しかし、「このニュースアプリは完璧!」と思うようなアプリにはまだ出会えていないんですね。

全っ然、気に入らないんです。

何が気に入らないのか?

まず、大衆向けに最適化されたニュースは「自分」向けには最適化されていないんですね。

ぼくはみんなが好んで見るようなニュースを見たいわけじゃありません。ニュースの閲覧数ランキングなんて、どうでも良いんですね。

反対に、「自分」に最適化しようと思うと、手動でフォローするって形を取ります。だけど、手作業なんて面倒くさくてやってられませんよね。

理想的なニュースキュレーションアプリとは?

前述の問題点を整理すると、ぼくの欲しいニュースアプリとは、“自動的に自分向けに最適化されたニュースをレコメンドしてくれるニュースアプリ”ということになります。

そんなアプリ、本当に作れると思いますか?

どうすれば、どんなアルゴリズムを使えば、これを実現できるんでしょうか?

嗜好性の類似度情報を蓄積する

まず、ユーザーごとにどんなニュースを好むのかという情報を蓄積していきます。

そして、好みが似ている人が好んでいる、まだ読んでいない記事をオススメします。

アルゴリズム的にはたったこれだけで、ぼくの理想とするニュースアプリができるはずです。

協調フィルタリングというやつですね。

ユーザーが集まらないと何も始まらない

ただ、このアルゴリズムのみでサービスを開始したとしても、ユーザーがある程度増えてこないと自分に似ているユーザーがいないため、ニュースも配信してくれないという問題があります。

そこで、初期段階ではTwitterやFacebookなどのSNSからニュースに対する嗜好性を収集します。

各種SNSから、嗜好性の類似度が高い人が好むニュースを引っ張ってきます。

これで、自分の読みたいニュースが勝手に集まってくるニュースアプリの出来上がり。ああ、理想的。

今すでに大量のユーザーを抱えている、前述したようなニュースアプリであれば、すぐにでも出来ると思うんですが、どこかやってくれないかなあ。

どこもやってくれないなら、自分で作るしか無いですね。

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