スマホ広告について考えてみる

スマホの広告について考えてみる

Youtubeを見るときに動画広告が流れますよね。 最近流行りのマンガアプリとかでも一話読むために動画広告が流れることもありますよね。 あなたはどちらにイラッとしますか?

僕は後者です。逆にYoutubeの動画広告は思ったより気になっていません。 そういう方、案外いらっしゃるのではないでしょうか。

ではなぜ、Youtubeの動画広告にはあまり気にならないで、マンガアプリとかの動画広告は気になってしまうのか。
これは僕の仮説なのですが、「漫画は静的コンテンツだからなのではないか」だと思うのです。

我々は「動的コンテンツ」であるYoutubeを見る時、「動画を見るぞ」というモードになっています。なので、動画広告が流れてきても、動画を見るモードなのであまり気にならずにやり過ごせるのです。

しかしマンガを読みたい時、マンガは自分のペースで読める、「静的コンテンツ」です。

静的コンテンツを見たいと考えて、「マンガを読むぞ」というモードになっている頭に「動的コンテンツ」を見せたら、自分のしたいことと真逆のものが飛び込んでくるわけです。

そりゃイラッとしますよね。

その「イラッ」は、ユーザーの「マンガを読みに来た」という気持ちを破壊してるのではと思うんです。某アプリの場合ですけど、「更新日だ→毎週読んでる漫画よむぞー!→動画だぁ・・・・30秒(大抵の場合ですけど)待たないと・・・」となるわけです。

この30秒があることで、ワクワクが消えるんです。マンガというコンテンツで、ワクワクを殺してしまうのは一番ダメ。

じゃあマンガアプリはどうすればいいのか。簡単な話です。広告を「静的コンテンツ」にすればいいんです。
たとえばチラシのPDFとか、動きの少ないサイトとか、そういう感じの。

実は同じことが言えるものがもう一つあります。 スマホで記事を見たりしてるとバナー広告ってありますよね。スクロールしても消えないやつ。それもスクロールしたら一瞬消えるけど指を離したら真ん中辺りから「フワーッ」っと出てきて下に戻るやつ。アレも結構ストレス溜まりますよね。 これも同じです。 記事という静的コンテンツを見ている間に、上下に動くという動的なことが行われるわけです。  あれは広告として逆効果だと思うんですよね・・・。

まとめると、「広告を付けてもいいから、広告は本編と同じ性質のコンテンツにしろ!」 ということなわけです。

実は広告を本編と同じ性質のコンテンツにするということは、これ以外にもメリットが有るのです。

今の時代、スマートフォンで大量のコンテンツが消費される時代です。

そして毎月終わりの方には「通信制限」、月初めには「制限解除」がTwitterのトレンドに入るのが今の日本です。つまり、みなさん通信量を節約したい。

ここで簡単な問題です。Youtubeで動画を見るのと、Webマンガサービスでマンガを読むの、どっちが通信量が少ないでしょうか。

まぁ火を見るよりも明らかなわけです。

通信をあまりしなくて済むマンガを読みに来た人に、通信量が多い動画を見せる。 おかしいとおもいませんか?

なぜ通信量が多い動画を、通信量が少ないコンテンツのために見なければならないのか、そういう話です。
やはり対極的なコンテンツはだめだと思うんです。

少し前のスマホ社会以上に大量のデータがやり取りされ、1つのコンテンツを見る時間が大幅に短縮されてきた今のスマホ時代、そのスマホ広告について考え直すチャンスかも知れません。

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