“桃太郎” リレー小説サイトに投稿されたカオスな小説の内容とは?(ハヤえもんiOS版ver.2.26アップデート履歴)

アップデート内容

えいやー! Dropboxへの保存時にサブディレクトリへの保存ができなかった不具合を修正しました!

詳細

はい、どーも! ハヤえもん開発者のりょーたでございます! 今回のアップデートでは、Dropboxへの保存時にサブディレクトリへの保存ができなかった不具合を修正しました! Twitterで教えてくれた、ゆっきー。ありがとー! 他にも不具合に遭遇された方がいらっしゃいましたら、お気軽にお知らせくださいね。

開発後記

僕、むかし、『ノベり場』っていうリレー小説サイトを運営してたんですよね。多分岐型リレー小説サイトって呼んでたんですけど、誰かの投稿に対して複数の人が分岐させることができるっていうシステムだったんですね。

たとえば、僕が「むかーしむかし、あるところに」って書き込んだとすると、他の人が「おじいさんと、おじいさんが」って書き込んだり、また他の人は「おばあさん的なおじいさんが」って書き込んだりできるんですね。

これ、最終的にあまり人が増えずに閉鎖しちゃったんですけど、なかなか面白かったんですよね。最近、デスクトップの整理をしていたら、当時ノベり場に書き込まれた『桃太郎』って話が出てきましたので、紹介しますね。

桃太郎

むかしむかし、北国にタカシ・ペルンという口癖を持った屈強な少女が生きていました。

ある日、少女は言いました。

「タカシ・ペルン」

その時でした!

妖精が突然現れて、こう言いました。

「タカシ・ペルンペルン」

少女は、目を見開きながら言いました。

「お父さん……!」

妖精は、言いました。

「タカシ・ペルンパース」

「やっぽい、お父さんだ!」

少女は嬉しそうにスキップをしました。

妖精は、困ってしまって、わんわんわわーん、わんわんわわーん。

そうだったのです。

妖精は犬のおまわりさんだったのです。

妖精は、犬のおまわりさんだったのです!

おまわりさんは、言いました。

「俺はお前の父親なんかじゃねぇ!」

少女は、悲しい顔をして、こう、つぶやきました。

「タカシ・ペルン」

おまわりさんは、なんだか少女のことが不憫になってきました。

だから、おまわりさんは言いました。

「タカシ・ペルン!」

「……タカシ・ペルン?」

不安そうに聞く少女に、おまわりさんは力強く、タックルをしました。

「うわぁーッ!!」

おまわりさんは、満足げに去りました。

残されたのは、失望感。ただそれだけ。

その時でした!

なんか、爽やかな風が吹きました。

「春が、来た」

少女は、少しだけ前向きな気持ちになりました。

その時でした!

犬のおまわりさんが戻ってきて、少女にタックルをしました。

「うわぁーッ!!」

そして、おまわりさんは、少女にもう一度タックルをしました。

「うわぁーッ!!」

それからというものの、少女は体を鍛え始めました。

「タカシ・ペルン! タカシ・ペルン!!」と叫びながら、サンドバックを買いました。

家に帰ると、そのサンドバックを枕にしました。

そして、少女は夢を見ました。

夢の中では、たくさんのうさぎさん達が駆けまわっていました。

少女もまた、うさぎさんでした。

少女は、仲間のうさぎさん達に言いました。

「タカシ・ペルン!!」

うさぎさん達は、はっきりと少女のことをバカにしました。

「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」

少女は、思いました。

『うさぎが、喋ってる……ッ!?』

うさぎさん達は、言いました。

「タカシ・ペルンペルン」

少女は、目を見開きながら言いました。

「お父さん……なのッ!?」

うさぎさん達は、困ってしまってわんわんわわーん、わんわんわわーん。

うさぎさん達は犬のおまわりさんだったのです!

「どゆこと!? うさぎなのに犬のおまわりさんなの!?」

不思議そうな少女に向かって、うさぎさん達(犬のおまわりさん)は、いっせいにタックルをしました。

「うわぁーッ!!」という自分の声で少女は、目覚めました。

感じていたのは失望感。ただそれだけ。

その時でした!

なんか日の光が、窓から差し込みました。

「夏が、来た」

少女は少しだけ、熱い気持ちになりました。

その時でした!

少女は、枕にしていたはずのサンドバッグが無くなっていることに気づきました。

少女は叫びました。

「タカシ・ペルン!!!!」

結局、サンドバッグはありました。

無くなったと思ったのは、少女の勘違いでした。

少女は、恥ずかしくなって川へ洗濯に行くことにしました。

少女が、新垣結衣並に可愛いことを、ここでお知らせしておきます。

少女が川で洗濯をしているときに考えていたのは「無」でした。

つまり、もう少し分かりやすく言うと、少女はボーっとしていました。

その為、洗濯物はどんぶらこっこ、どんぶらこっこと、川下の方に流れていってしまいました。

それでも少女は、気にしません。

だって少女は、新垣結衣並に可愛いんですから。

その時でした!

「お嬢さん。コレ、流れてきましたうy」と、洗濯物を拾ってくれた青年がいました。

「ありがとうy」

語尾を真似る少女に対し、青年はいいました。

「人の言い間違いを真似しないでくださいよ〜。恥ずかしいなぁ、もう」

少女は、とりあえずそうしなくてはならないような、そんな気がして、やっぱり言いました。

「タカシ・ペルン」

しかし、青年は、「タカシ・ペルンペルン」とは言いませんでした。

何ということでしょう!

青年は、優しく、こう言ったのです。

「……キなんだよ」

あんまり聞き取れなかったので、少女は聞き返しました。

「え……いま、なん……て?」

なぜでしょう。

少女の鼓動は、はやくなってきました。

そんな少女に対し、青年はハッキリと言いました。

「俺、キなんだよ!!!!」

「え、なに? 木?」

困惑する少女に対し、青年は、ハッキリと、タックルをしました。

「うわぁーッ!!」

その時でした!

川上から、「どんぶらこ、どんぶらこ」と言いながら、桃太郎さんがじゃぶじゃぶと歩いてきました。

少女は、叫びました。

「お父さんッ!!!!」

「やぁ、待たせたね。タカシ・ペルンペルン。お父さんだよ」

そして、お父さんは、「タカシ・ペルンパース」と言いながら、さっき、「俺、キなんだよ!!!!」とか意味不明なことを言っていた青年を、退治しました。

そうだったのです!

なんとまあ、少女は、桃太郎さんの娘だったのです!

少女は、桃太郎さんの娘だったのです!

桃太郎さんの娘ということは、きびだんごを食べて育ったわけです!

めでたしめでたし。


……いやー、カオス。カオスです。こんな感じでめっちゃ面白かったんですよね。また、機会があったらリレー小説サイト作りたいなーなんて思ってます。今度はアプリとして作ってもいいかもしれませんね。

さてさて、「ハヤえもんを100万人に届けたい」を合言葉にアプリ開発を進めています。例によって、現在の進捗状況をみなさんとシェアしたいと思います。現時点の累計ダウンロード数は、315,316人です! 夢の100万人まで、残り684,684人! むはよ、むはよ! 引き続きがんばっていきましょー! それでは、Enjoy “Your” Music with Hayaemon!!

追伸

現在、ハヤえもんではiOSバージョンのユーザーさんを対象にした7つのキャンペーンを開催しています。7つの応募方法はそれぞれ、「SNSでハヤえもんのことを呟く」「プロモーションソングを作る」「漫画を描く」「小説を書く」「紹介動画を作る」「ブログで取り上げる」「イラストを描く」です。当選者には広告非表示機能(2,000円相当)をプレゼントします! 僕のTwitter(@ryota_yama)までどしどしご応募くださいね。

追伸その2

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追伸その3

TwitterとInstagramをやっております。TwitterのIDは「ryota_yama」、Instagramは「ryota.yamauch」です。開発中の画面や開発時の思いなどを投稿していますので、ぜひぜひフォローしてみてくださいね。

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