私を変えたウニ。

こんにちは♪

ハヤえもん開発者のりょーたです٩( ᐛ )و

先日、健吾からこんなリクエストを受けました。

「『私を変えたウニ』『忘れられないウニ』『ウニに感動できないときはハヤえもんを使え』3本立てで書いて欲しいなw」

そこで、このリクエストにお応えしたいと思います。

今回は『私を変えたウニ』です。

私を変えたウニ

そう、あれはいつのことだっただろうか。

社会人になって、2年目ぐらいだっただろうか。

高校時代の友人がいきなりこんなことを言い出したんだ。

「男2人で北海道旅行行かない?」

男2人で北海道旅行。

なんだ、どーしたんだ?

そこにはなんの脈絡も、なんの必然性もなかった。

北海道──。

小学校低学年の頃、一度だけ行ったことがある。

その時は、バスツアーで、北海道にはいろんな地名があるんだなーって印象を覚えた。

あとはマリモを買った。

バスガイドさんが一生懸命北海道のことを説明していた。

記憶に残っているのは、それぐらいだ。

僕が幼すぎたからか、海鮮系が美味しいとか、そんなことは一切記憶に残っていない。

そんなわけで、突然の「北海道旅行行かない?」に僕は驚いた。

ただ僕は、すぐに「行こう」と答えた。

理由は良く分からない。

強いて言うなら、ノリだったんだと思う。

細かいプランは特に無かった。

男2人で北海道をブラブラする旅行。

レンタカーも借りずに、歩き回った。

札幌ラーメンを食べたり、北海道大学に行ったり、旅行という感じのことをした。

帰りの空港で、最後に北海道らしいことがしたいと思い、空港内にあるレストランでウニ丼を頼んだ。

それまでウニを食べたことが無いわけではない。

回転寿司なんかで、たまーに気が向いたら食べる程度の存在。

ウニとは、そういう存在だった。

そんなウニを丼にしたもの。

ウニ丼。

それを食べた。

空港のレストランのウニ丼に、特に大きな期待はしているわけではなかった。

「これで北海道旅行も終わりかー」

そんなことを言いながら、ウニとご飯を口の中に放り込んだ。

その瞬間、体に衝撃が走った。

な、なんだこれは。

僕は一体、何を食べているんだ。

これは、食べ物なのか?

一体、何なんだ?

美味いという概念を超越している。

手が震えた。

理解が追いつかなかった。

気づくと汗をかいていた。

僕が今まで味わってきた「食べ物」というジャンルに属するものではなかった。

飲み物、食べ物、ウニ。

そう、これは別ジャンルとしてくくり出さなくてはいけないものだと思った。

ウニは食べ物ではない。

ウニである。

それぐらい、今まで僕が食べてきたものとは何もかもが違いすぎた。

ウニは、美味しいのではない。

感動なのである。

無条件に心を動かされる。

それがウニだ。

あれ以来、僕はウニの大ファンなのである。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告