日頃、アプリ開発をしていて、「プライド」が邪魔をしてくるときがある。
「何でこんな事もできないんだ!」
「時間がかかりすぎだろ!」
「もっと最高のものが作れるはずだ!」
頭の中から色んな声が聞こえてきて、作業に集中できなくなったりもする。
こんな時、「まだまだ自分にもプライドがあるんだなぁ」と思ったりする。
僕の考えは、「人生に、プライドは要らない」だ。
色んな考えの人がいるとは思うが、僕の人生の中でプライドが有効に働いた事は無い。
大抵の場合、自分自身の首を絞め、苦しくなってしまう。
それがプライドという存在だ。
例えば学生時代、僕は色んな人から悩み相談をされる事が多かった。
それに対し、「嫌われたくない」とか、「僕ならこれぐらい楽勝だ」とかいった類のプライドが働いてしまい、一生懸命相談に乗った。
その結果、僕は自分自身の首を絞め、苦しくなっていった。
アプリ開発をする上でもそうだ。
「自分ならもっと有名になれるはず」とか、そういう謎のプライドを持ち始めると大抵の事は上手くいかない。
「アプリを開発するのが楽しい」とか、「誰かが使ってくれたら嬉しい」とか、プライドとか関係のない楽しみやワクワク感をベースにすると苦しくならない。
プライドが働いてしまった時、僕は自分自身に向かってこう語りかける。
くだらないプライドなんて、捨ててしまえ。