過剰なペーパープロトタイピングはマジで糞

はじめに

一部の開発者にもてはやされている開発手法のひとつである『ペーパープロトタイピング』。

どんな手法かというと、こういう紙で動くプロトタイプ(試作品)を作るという手法なんですね。

個人的には、この開発手法は糞だと思っているんですが、本当にこんな開発手法を使っている開発者がいるんでしょうか。

手書きでイメージを掴む

紙の上でインターフェイスを設計して、大まかなイメージを決めてから実際のものを作るという趣旨には賛同します。

しかし、上記で紹介した動画のように、紙の上で動作イメージがつかめるものまで作りあげるというのは、まったく賛成できません。

この紙で動くプロトタイプを作るのに、どれだけの時間を費やしたのかって話ですよ。

そんな暇があったら、動くものを作れ

もう、この一言に尽きますよね。

費やした時間を使って、本物の環境で動く簡易的なプロトタイプが作れるでしょう。

ユーザーに試してもらうにも紙なんかより、本物の環境の方がはるかにいいに決まっています。

紙の上でインターフェイスを設計したらイメージが掴みやすいじゃん!というところから飛躍して、だったら紙の上で動くものまで作れるんじゃね?という流れだとは思うんですけど、本来の目的って何でしたっけ?と思うんですよね。

おわりに

いろんな手法が発表されていく中で、すべての開発手法をためしてみないと気がすまない勉強熱心な人がいます。

ただ、より効率よく、よりよいソフトウェアを作りたいという目的あってこその開発手法だということを見失わないよう、ソフトウェア開発をおこなっていきたいものですね。

おしまい。

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