アップデート内容
お久しぶりです! エフェクト画面に「ダブリング」エフェクトを追加しました!
詳細
はいどーも! ハヤえもん開発者のりょーたです!
今回のアップデートでは、エフェクト画面に「ダブリング」エフェクトを追加しました!
これ、もともとPC版にはついていた機能なんですけど、音声を左右に振り分けて、左右両方から聴こえるようにするというエフェクトですね。
うーん、言葉で説明しても伝わらなさそう。
大好きなエフェクトなので、ぜひぜひ使ってみてくださいね!
開発後記
さてさて、超久しぶりのiOS版のリリースでしたね! 前回リリースしたのが、2018年9月15日。ほぼ1ヶ月ぐらい空いとるやないすか! へい! どーした! へい!
あのー、正直に書きますね。「いつものノリじゃない!」とか、「あのセプテンバーの開発後記を書いた人と同じ人だとは思えない!」とか、色々あるかもしれませんが、ご容赦あれ。
僕は2018年4月末で12年続けた会社を辞め、独立したんですね。「自分の意思で作ったソフトウェアで人から喜ばれながら生計を立てていきたい」と、そんな思いを胸に、独立への道を歩みだしました。
それからは、新しい人生が始まりました。毎日、やりたい事だけをやる。誰も、何も決めてくれたりはしない。ぜんぶ自分で決める。
どれだけアプリ開発に時間を割くのか。どれだけ子育てに時間を割くのか。どれだけ娯楽に時間を割くのか。
ルールは何1つありません。全ては自分次第。
ただ幸いな事に、僕はアプリ開発を愛しています。心から。
過去にも書いた事があるんですけど、僕は大学時代にソフトウェア開発と出会い、はじめて「これだ!」と確信しました。
「僕の人生をかけてやりたい事は、これに違いない」と、そう確信しました。
自分が作りたいもの、使いたいものをとことん作る。
そして、それを使った誰かが喜んでくれる。
自分にとっての楽しさを追求する中で、誰かが喜んでくれる。
こんなに幸せな事は無い。
こんなに誰も傷つけない、良い生き方は無い。
ずっとこれをやっていこう。
ずっとずっと、これをやっていこう。
自分にとって、楽しい事を追求していこう。
そして、それによって、誰かを喜ばせていこう。
そう思いました。
強く、強く、そう思いました。
ただ、現実を見ると生計を立てなければ生きていく事はできません。
そこで僕は2006年の4月から、システムエンジニアとして働き始めたんですね。
働きだして分かったんですが、なかなかの激務でした。
ここではとても言えないぐらいの勤務時間になった事もありました。
1ヶ月、ほぼ休みなく働いた事もありました。
ただ、そんな中でさえ、僕のソフトウェア開発に対する情熱は冷める事がありませんでした。
人生的にも初恋をしたり、誰かに告白してフラれたり、結婚したり、家を建てたり、車を買ったり、子供が3人生まれたり、色んな事がありました。
会社員としても、立場が上がっていきました。システムエンジニアから人のフォローをする立場になり、プロジェクトマネージャーになり、37人を取りまとめる責任者になり、目まぐるしく変わっていきました。
僕は、結婚して子供が生まれ、父親になった。
父親という立場になった。
一家の大黒柱になった。
会社員としても順調に成長している。
何の問題も無い。
何ひとつ問題なんて、無いはずだ。
それでも……それでも……。
あの時、考えていた事。
どうしても、それを実現させたい。
そう考えた結果、僕は思い切った道を選びました。
「たぶん上手くいかないと思うから、早く会社に戻っておいで」
「ここから逃げるんですか?」
一部の人からは、結構な事を言われたりもしました。
それでも、僕は会社を辞め、やりたい事をやるという道を選びました。
アプリ開発は、本当に楽しい。
誰かが喜んでくれる。
僕が夢見ていた事です。
ただ、最近僕は間違った道を選びました。
それが、「なぜ1ヶ月もiOS版の更新が途絶えたのか」という話です。
僕は、9月中にスマホの他プラットホーム版(過去に直接的な表現をしたらリジェクトされた事があるのでこう表現、以下A版と記載)をiOS版に追いつかせる、という目標を立てました。
そして、それに向かって、「9月中に追いつかせる」以外の事を、ほぼ何もやらないという生活を送っていたんですね。
結果、僕の中には「義務感」が生まれ、移植作業は「やりたい事」から「やらなければならない事」に変わっていきました。
そして、先日のラジオ収録中、あろう事か、僕はアプリ開発の事を「地獄」と表現したのです。
僕は、いったい何の為に独立したのか。
何をやっているのだろうか。
自分の進みたい道を選び、やりたい事をやり、進んできたはずなのに、それを「地獄」とは何事だろうか。
大学時代の僕が見たら、ガッカリするに違いありません。
そう、僕は「楽しさ」よりも「正しさ」を選んでしまったのです。
A版とiOS版は同期が取れていた方が良いに違いない。
それは、論理的に正しいです。
ただ、結果として僕は自ら「地獄」と表現してしまうぐらい、追い詰められていたのです。
人間、誰しも間違える事はあります。
今回僕は「楽しさ」ではなく、「正しさ」を選び、自分自身を苦しめてしまいました。
もう一度、大学時代に抱いた「いつか、自分の意思で作ったソフトウェアで人から喜ばれながら生計を立てていきたい」という気持ちを思い出し、新たな気持ちで歩き出そうと思った、そんなこんなの今日この頃でしたとさ。
大学時代に抱いた夢。
自分が作りたいもの、使いたいものをとことん作る。
そして、それを使った誰かが喜んでくれる。
自分にとっての楽しさを追求する中で、誰かが喜んでくれる。
こんなに幸せな事は無い。
こんなに誰も傷つけない、良い生き方は無い。
ずっとこれをやっていこう。
ずっとずっと、これをやっていこう。
自分にとって、楽しい事を追求していこう。
そして、それによって、誰かを喜ばせていこう。
おしまい。
さてさて、「ハヤえもんを100万人に届けたい」を合言葉に、スマホ版の累計ダウンロード数で100万人を目指しています。例によって、現在の進捗状況をみなさんとシェアしたい思います。
現時点の累計ダウンロード数は……427,180人! 世に無い、やれ! 夢の100万人まで、あと572,820人! ゴー、夏やつれ!
引き続きがんばっていきましょー! それでは、Enjoy “Your” Music with Hayaemon!!