アップデート内容
うりゃー! 各画面からシェアする画像について、書き出し時の画像を高画質化した対応を含む4点の対応を行いました!
詳細
はいどーも! Mangary開発者のりょーたです!
今回のアップデートでは、以下5点の対応を行いました!
(1)各画面からシェアする画像を高画質化し、端末の小ささによって画質が低くならないように修正
(2)各画面からカメラロールに画像を保存した後、全画面広告からの復帰時に「保存しました」というダイアログが表示されるように対応
(3)写真へのアクセスが許可されていない場合にアラートを出すように対応
(4)キャラクター編集画面/シーン編集画面で、パーツを選択した状態で書き出すと四角い枠線が画像に入ってしまっていたのを修正
ぜひぜひお試しくださいね!
開発後記
「りょーたって誰やねん!」
今回でこのMangary、3回目のリリースとなるわけですが、ユーザーさんの中にはそんな事をお思いの方もいるかもしれませんね。
そこで今回は、自己紹介をしたいと思います。
話はさかのぼる事、18年前。ぼくが大学生になったばかりの頃のお話です。
当時、ぼくはふとした事がキッカケで人間不信になり、鬱々とした大学生活を送っていました。
人と関わる事をとにかく恐れていたぼくは、3年生になってゼミを選ぶ際にも研究内容などは一切関係なく、「一番人が少ない」という理由でゼミを選びました。
それが、偶然にも「PCを使って自由に研究をしてみよう」というテーマのゼミでした。
そんなわけで日常的にPCに触れるようになり、PCの楽しさに目覚めたぼくは、学校のPCにアプリ開発環境がインストールされている事に気付きました。
そこで試しに触ってみたところ、衝撃を受けました。
「な、なんだこの世界は……! 楽しい……! 楽しすぎる……!」
「自分が作りたいと思ったものを形にできる」という事に万能感を覚えたぼくは、ひたすらアプリ開発の世界にのめり込んでいきました。
そんな中、2005年からPC向けに開発し始めたのが『ハヤえもん』という音楽再生アプリでした。
「音楽を、もっと楽しく」
そんなコンセプトを掲げ、毎日のようにアップデートをしていたところ、使ってくれるユーザーさんは日に日に増えていきました。
「便利なツールを作ってくれてありがとう!」
そんなメールが届くようにもなっていきました。
ありがたい……!
なんて、ありがたいんだ……!
毎日鬱々として、何の楽しみも見いだせなかったぼく。
そんなぼくが作ったものによって、喜んでくれている誰かがいる。
そうだ。これからもずっと、アプリ開発をやっていこう。
ぼくが人生をかけてやるべき事は、これしかない。
そう、確信しました。
それから、時代の変化によりスマホ版を開発したりしながら、ぼくは2005年から14年間ずっとこの『ハヤえもん』というアプリを作り続けてきました。
「そろそろ、別のアプリも作りたいなぁ」
そんな思いはずっとありました。
実際、試作品のようなアプリをいくつか作ってみたりもしました。
しかし、本気で開発していたのは『ハヤえもん』だけという状況でした。
そんな中で、2014年4月に思いついたのがこの『Mangary』というアプリでした。
タップだけで、指先ひとつで漫画が作れたら、一体どれだけ楽しいだろう。
友人とのコミュニケーションや個人ブログなどが漫画で表現できるようになったら、一体どれだけ楽しいだろう。
そんなわけで、ぼくはこの『Mangary』というアプリの開発をスタートさせました。
開発を進める中、致命的な事に気づきました。
「これ……とてもじゃないけど1人で作れるアプリじゃないな」
そう、この『Mangary』というアプリ、キャラクターのパーツとなる絵をひたすら仕込んでおく必要があり、ぼくがやりたいと思っている事を実現しようと思ったら1人では到底無理なんですよね。
たくさんの人が「自分っぽい」と思えるような漫画を描けるようにしたい。
友達っぽい漫画も描けるようにしたい。
有名人や歴史上の人物の漫画も描けるようにしたい。
それを考えると、1人の力では到底無理だと思いました。
「いつか、一緒に作りたいと思える人ができたら、きっとこのアプリを形にしよう!」
そんな思いを胸に、ぼくはMangaryの開発を中断しました。
(続く)